【開業医・医療法人専門税理士解説】医業収入の分析

この記事の監修者

中込政博
税理士法人シーガル
代表社員 税理士・公認会計士

あずさ監査法人・辻本郷税理士法人を経て、医療専門の税理士法人シーガルを設立。
税金に関する相談はもちろんのこと、公認会計士ですので、医業経営についてもぜひご相談ください!

遠藤大樹
税理士法人シーガル
代表社員 税理士

医療特化会計事務所・税理士法人山田&パートナーズを経て、医療専門の税理士法人シーガルを設立。
医師・歯科医師に対する税務顧問の他、相続税申告や相続対策・医業承継も対応できます!

茅ヶ崎駅から徒歩4分の個人開業医・医療法人専門の税理士法人シーガルです。

税務顧問契約をしている税理士から医業収入のうち保険診療について具体的なアドバイスを貰ったことがありますか?


おそらく多くの税理士が保険診療収入について前月比・前年同期比の増減金額を報告しているのみで、来院患者数や単価についてコメントせずに終わっていると思います。

そこで、今回は医業収入の内、とくに保険診療収入の分析方法について解説していきます。


この記事は次の方にオススメです。

・税理士から保険診療収入について具体的な報告を受けていない先生

もくじ

顧問税理士から
こんな形で報告を受けていませんか?


例えば、1月から5月までの保険診療収入がこのようになっていた場合、医療に強くない普通の税理士から「保険診療収入が今年48,950,000円で昨年が47,550,000円でプラス1,400,000円ですので、いい傾向です。」と報告を受けていませんか?

医療に強くない税理士だと、数値をただ読み上げるだけで、なぜ増えた/減ったについて全くコメントがないと思います。


これでは数値を経営に活かすことはできません。

どうすれば経営に活かすことができるか?

保険診療収入を分解して分析すれば、経営に活かすことができます。

具体的には以下の計算式を利用すれば簡単に分析できます。


例えば、今年の5月の1ヶ月の数値を分解した具体例が以下です。

ただ、このように分解できたとしても1ヶ月をみても何も分析できません。

少なくとも直近12ヶ月の数値をならべることで初めて比較をすることができます。

シーガルではレセプトシートを作成

私たちは医療に特化した税理士法人であるため、税務顧問サービスの中に「レセプトシート作成」も含まれております。
以下が私たちが作成しているレセプトシートのサンプルとなります。

このレセプトシートの下には計算式が入っております。

このレセプトシートをもとに数値を読み解いてみますと、今年の保険診療収入が増えた理由は「診療日数が増えただけ」であり、「実は1人あたり点数も1日あたり人数(患者数)も減っている」ことがわかりますので、良い傾向ではないことがわかります。

私たちの医療関係のお客様はこのレセプトシートをもとに、なぜ保険診療収入が増減したのかを紐解いてお話いたしますので、今後の経営に必ず活かして頂けます。


医療専門の税理士法人シーガルでは
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初回相談は完全無料です。

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